モノづくり事業経営で使えるテクニック集 その③「なんでもかんでも文章化してしまう。面倒なものは動画で撮影してしまう」

「なんでもかんでも文章化してしまう。面倒なものは動画で撮影してしまう」

「何回同じこと言わせれば気が済むわけ?」
と従業員に言ったこと、思ったことがあれば、
今回の記事はお役に立つんじゃないかと思います。

仕組み、マニュアル、システム、自動化、
どれも経営者にとっては憧れのものだと思います。
今回はそういうもろもろのシステム化への
第一歩のアイデアをご紹介します。

色んな会社に出入りさせてもらい、
経営者以外の人と話していて、
彼らから出てくる不満のほとんどが、

「経営者が言うことがコロコロ変わる」

というものです。
実際、私自身が言われたことあります。

「いや、同じことを違う言い方で言ったり、
やったりしているだけですー」

と言い返したい気持ちをぐっとこらえて、
全部文章化してしまいましょう。

振り返ってみると、確かに以前言っていたことと
違うことを言っている時もあったと思います。
そりゃ人間ですから、考え方も変化します。

なので、

「また社長がなんか言ってるよ。そのうち熱冷めて
忘れるからそれまでの我慢我慢」

なんて言わせないために、文章にしておきましょう。

一日のタスク
作業手順
各種社内ルール
特殊な場面用のケーススタディ

などなど、明文化してもいないのに浸透など
できるはずもありません。
だいたい知り合いの会社にいって事業理念とか
あれば聞いてみてください。
ほとんど言い淀みます(笑)。
社長自身がうろ覚えなので(笑)。

明文化していても忘れるくらいですから、やっぱり
文章にしておいた方が良いと思いません?

ただ経営者は忙しいのも事実。
従業員の人にこの仕事を任せても、そのうち
なかったことにされてしまいそうです。

そんな場合は「動画」という手もあります。
作業手順やタスクなどはそのまま動画で撮影して
いつでも見ることができるようにできますし、
社内ルールなども社長が話したものを動画で
撮影しておいておくことができます。
これ本当便利です。

(完)

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