モノづくり事業経営で使えるテクニック集 その④「8割の完成度でスタートする」

「8割の完成度でスタートする」

今回の経営で使えるテクニック集、自戒の意味も込めて、
読者にお伝えする記事というより、

「頭にしっかり入れとけ!自分!」

と叫びながら書いています。

モノ、サービスの完成度が100%、というものは
実は存在していません。
アップデートや改善をせずに、10年20年と
売れ続けるものはないからです。
そんなことで、実用に耐え得る8割の完成度で売る
というとちょっと乱暴かもしれませんが、
売ることをせずに残りの2割が完成することもまたないと思われます。

すでに昨今、インターネットなどでモノを買う時に、
「お客様の声」や「レビュー」を見ずに買うことはほとんどなく、
場合によっては製品の説明やスペックよりも、そちらを見て買う
ということが多いのではないでしょうか。

考えてみればインターネット上だけではなかったかもしれません。
初めて取引する会社との取引は心配ですし、可能であれば
その会社の感じを知っているひとから情報を集めたりします。

やや話がそれた感じがしますが、つまるところ、

「モノやサービスを企画」

「販売」

「モノやサービスの改善」

「販売」

というサイクルでないと成り立たなくなっています。

なので、

「ちょっと検討してから」

とか

「周りに聞いてみてからするかどうか決めます」

なんて言ってちゃダメダメ。

スキのない完璧な計画はおそらく完成する日を見ないまま、
いつものように立ち消えていく運命にあります。
それよりも「これだ!」とか、「これなんかどうかな?」くらいで
とにかく販売してみてフィードバックを受ける、ということを
スピードと一緒にしないといけません。(聞いてるか井垣君)

1年前完璧だったモノ、サービスは今日どうなっているか。
自動車や電化製品と一緒で、進歩や改善をしていない限り、
退化しているとみて間違いない。と思うのですがいかがですか?
(聞いてるか井垣君)(はーい)

(完)

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