「8割の完成度でスタートする」
今回の経営で使えるテクニック集、自戒の意味も込めて、
読者にお伝えする記事というより、
「頭にしっかり入れとけ!自分!」
と叫びながら書いています。
モノ、サービスの完成度が100%、というものは
実は存在していません。
アップデートや改善をせずに、10年20年と
売れ続けるものはないからです。
そんなことで、実用に耐え得る8割の完成度で売る、
というとちょっと乱暴かもしれませんが、
売ることをせずに残りの2割が完成することもまたないと思われます。
すでに昨今、インターネットなどでモノを買う時に、
「お客様の声」や「レビュー」を見ずに買うことはほとんどなく、
場合によっては製品の説明やスペックよりも、そちらを見て買う
ということが多いのではないでしょうか。
考えてみればインターネット上だけではなかったかもしれません。
初めて取引する会社との取引は心配ですし、可能であれば
その会社の感じを知っているひとから情報を集めたりします。
やや話がそれた感じがしますが、つまるところ、
「モノやサービスを企画」
↓
「販売」
↓
「モノやサービスの改善」
↓
「販売」
というサイクルでないと成り立たなくなっています。
なので、
「ちょっと検討してから」
とか
「周りに聞いてみてからするかどうか決めます」
なんて言ってちゃダメダメ。
スキのない完璧な計画はおそらく完成する日を見ないまま、
いつものように立ち消えていく運命にあります。
それよりも「これだ!」とか、「これなんかどうかな?」くらいで
もとにかく販売してみてフィードバックを受ける、ということを
スピードと一緒にしないといけません。(聞いてるか井垣君)
1年前完璧だったモノ、サービスは今日どうなっているか。
自動車や電化製品と一緒で、進歩や改善をしていない限り、
退化しているとみて間違いない。と思うのですがいかがですか?
(聞いてるか井垣君)(はーい)
(完)